「キャンジン・ゴンパの朝」
変形100号x4連作 2003年制作
ネパールにスケッチ旅行で1ヶ月間滞在し、その間にヒマラヤをトレッキングしながらのスケッチもしました。
富士山をわずかに超える標高約 3,800 mにあるキャンジン・ゴンパという場所のパノラマ風景です。
眼前に拡がる壮大な眺めに強い畏敬の念を含む感動を覚え、この感動は普通のサイズの絵では伝わらないと思い、デカすぎて売れない事を承知の上で、100号を4枚並べた巨大な作品として発表する事にしました。
案の定、買い手は見つからず、結局2014年に故郷岩見沢市に寄贈させて頂く事になりましたが、日本画家佐藤宏三が大作の表現を担える実力をアピールする作品となり、その後、全国の寺院から大作屏風の注文が貰えるきっかけになった作品となりました。