「牡丹図」F10号
「牡丹図」F10号 絹本彩色 2018年制作 個人蔵
奈良県にある総本山長谷寺の歴代館長を務められた住職が、歴代館長の任期を終えた記念に総本山の登楼を彩る牡丹の苗が贈られ、東京都にあるご自身のお寺の庭に移植されました。
移植されてから数年経ち、綺麗な花を咲かせるようになったので、先生に是非日本画の掛軸としても描き残して欲しいとご依頼を受け、制作した掛軸です。
都内のお寺に、打ち合わせ、写生、下図の確認、完成後の表具の裂地の選定などで、何度も通い、作品から表装までお客様の要望に添ってフルオーダーにて承りました。