2代目エロぞうスコープ「エロぞうスコープ2」の取り扱いについてまとめました。
「エロぞうスコープ2」は、展示されている隠し絵画【Hidden Art】作品を観賞する際に、簡易的に暗室状態を作り出す【Hidden Art】専用の観賞用スコープ(ギミックボックス)です。
この「エロぞうスコープ2」の大きさに収まるサイズであれば、縦型作品・横型作品、どちらにも対応しています。
「エロぞうスコープ2」組み立て

「エロぞうスコープ2」は、専用のキャリーバッグに収納されています。

チャックを開けて取り出したところです。
本体と蓋がワンセットになっています。
覗き口周りのウレタン部分を輸送時の破損事故から守ります。

「エロぞうスコープ2」の蓋を開けると、調光器の電源コードとアダプターが格納されています。

「エロぞうスコープ2」の裏側には「祈り〜阿修羅の娘」掛軸の桐箱が、ピッタリ収まって収納されています。
※作品(および箱)のサイズによっては、「エロぞうスコープ2」内に収納できないこともあります。「祈り〜阿修羅の娘」はピッタリ収まりました。
まずは、内部に収納されている作品を取り出して、展示をしてください。

「エロぞうスコープ2」の裏側(内側)には LED照明が付いています。
この LED照明によって蓄光し、表側の調光器によって照度を調整しながら【Hidden Art】作品をご鑑賞いただく訳です。

作品の展示が完了したら
「エロぞうスコープ2」を使えるように組み立てます。
まず、底から覗き口天板を押して目一杯伸ばします。
布でダンボールの枠同士を繋いでありますので、伸ばし過ぎて外れる事はありません。
黒い布は、暗室効果も高めてくれるはずです。

天板の裏には、塩ビパイプが取り付けてあります。

塩ビパイプの片側は結束バンドを巻いて接着し、結束バンドを閉じて穴をネジに通して固定してますから外れませんが、ネジを支点として回転します。
もう片方は、結束バンドを閉じずに、2つの穴の一つだけネジで固定してあるので、クリップの様に塩ビパイプを挟んだり外したり出来るようにしてあります。

90度回転させて、底の四つ角にも固定してある結束バンドに、はめます。

これが突っ張りポールの役目を果たします。

180°ひっくり返し、反対側も同様に突っ張りポールをはめます。
これだけで完了です。
「エロぞうスコープ2」が安定して使える状態になりました。

LED照明のスイッチを入れた状態がこちらです。
「エロぞうスコープ2」を伸ばす時にも、先にスイッチを入れておいた方が、内部が明るくなって作業がしやすいです。
「エロぞうスコープ2」使用時(スタンバイ)の状態

「エロぞうスコープ2」使用時(稼働待機中)状態の外観です。

「エロぞうスコープ2」を据え置き設置する場合には、このようなイメージとなります。

作品を鑑賞する時は、覗き口を作品(縦型作品・横型作品)に合わせてスライド回転させて、作品をご鑑賞ください。

調光器 ツマミMAXの状態

調光器 ツマミOFFの状態

「エロぞうスコープ2」収納

展示終了後、片付けの際は、組み立てと逆の段取りにて収納してください。
「エロぞうスコープ2」を裏返して、突っ張りポールの結束バンドロックを外し、天板の裏に戻します。

この状態に戻してください。

そうすると、各ダンボールそれぞれの自重(重み)で沈みこんで、このようにコンパクトサイズに縮まります。

調光器の電源コードとアダプターを、覗き口ウレタン部分の周辺、それぞれ所定の位置に格納します。

覗き口ウレタン部分に蓋を被せて、輸送時の破損事故から守ります。

最後に「エロぞうスコープ2」内(裏側)に、
「祈り〜阿修羅の娘」掛軸の桐箱を格納するのを忘れないでください。
ピッタリ収まると、グラつきません。
この状態に、

専用キャリーバッグを逆さまに被せて、

ひっくり返してチャックを閉じれば持ち運びの梱包が完了です。
これが「エロぞうスコープ2」(および作品)の搬出・搬入状態です。